■おしゃれと無縁に生きる 村上龍

 
おしゃれと無縁に生きる (幻冬舎文庫)

おしゃれと無縁に生きる (幻冬舎文庫)

 

 人的ネットワークの向上がない加齢は、

どうしようもない
 
今の時代、短期と中長期、仕事と人生、それぞれの目標を設定できない人は、
不利な生き方を強いられる
 
しかも、できるだけ早い時期に目標を見出すことが望まれる
 
たくさん働き、どれだけ自己犠牲を払っても、目標が無い場合、
単なる自己資源の浪費に終わるつまり、高度成長期の浪費の仕方
今だに、多くの人が、高度成長期の亡霊のような価値観で生きている
 
幸せに者や形はない
幸せは手に入れる物じゃなく、感じるモノ
 
欲望は、想像力によって生まれ、強度を増していく
需要が伸びないのも、簡単に情報が得られるため、
想像力が躍動しないからかも想像力をかき立てるマーケティング
 
金で幸福は、買えない
ただ、不幸を減らす、薄める事はできる
信頼は、金では生まれない
誠意のある継続的なコミュニケーションでのみ生まれるフェアな軸である 
おしゃれと無縁に生きる (幻冬舎文庫)

おしゃれと無縁に生きる (幻冬舎文庫)